
デザイン学会で研究発表を行いました。
日本デザイン学会 第72回 春季研究発表大会にて、地域実践領域研究室の石川先生、山田先生、そしてアシスタントの井上が発表を行いました。
北海道にある札幌市立大学 芸術の森キャンパスで二日間行われ、全国から集まった研究者、学生らが研究発表をしました。







初めての日本デザイン学会への参加。他の研究者の発表を聞き、我々の研究と照らし合わせながら、様々な思いを巡らせました。
普段はやりっぱなしにしがちなワークショップ活動と自分たちの考えをまとめ、あいまいだったところから言葉を探し、誰かに話したり見てもらったりする場。発表をすることで、自身の研究の整理と次の目標が飛び出してくるのがデザイン学会という場なのかな、と感じます。環境の視点、身体を動かす視点、歴史地理の視点、ものづくりの視点、異なる立場の人が交差し意見を交わしてくださいました。
また、印象的だったのは、他大学の個性豊かでエネルギーに溢れる先生方。「もやもやすること」「曖昧なこと」「面白いこと」「ちょっと引っかかったこと」わかったりわからなかったりする事象に果敢に飛び込んでいく姿勢に、次の研究への勇気をいただきました。
今後も様々な分野から学びを得ながら研究を進めていきたいと思います。

実は、今回の日本デザイン学会の参加は、本学情報デザイン領域の大草真弓先生からお誘いいただいたことがきっかけでした。学会への提出文章から発表まで、たくさんのサポートをいただきました。ありがとうございます。
また、由井真波先生からも現地でたくさんアドバイスをいただき、色々な発見がありました。
地域実践領域といえば、忘れてはいけないのが地域メシ!
石川先生、山田先生、そして、井上のオススメの北海道の美味をご紹介します。
石川先生のオススメ🥔🥕
「スープカレー」

「ええ〜、ここのスープカレーって野菜がこんなに入ってるのが普通なんですか?あと、大根もあるやん。」
山田先生のオススメ🐑
「ジンギスカン」

一日一食食べたい羊肉を使った焼肉料理。「また、それでいいんか」「“これが”いいんです」
井上のオススメ🐟
「ちくわパン」(写真左)

ちくわとツナのハーモニー。もっちりしたパン生地がポイント。「ちくわパンってな、自分らそんなに期待せんといた方がええんちゃうか」「先生なんでそんなこと言うんですか!」
日本デザイン学会 第72回 春季研究発表大会
大会テーマ:「くんずほぐれつ、デザインする」
デザインの過程が「分析と統合」「混沌と秩序」を行き来する動的なリズムそのものであることを再確認し、AI社会が持つ秩序化の傾向に対抗し得る、不確実性を抱えた複雑で混沌とした世界を迎え入れるデザインの新たな知の可能性を議論します。
会場:札幌市立大学
・2025/06/27(金):札幌市立大学 サテライトキャンパス(札幌駅前)
・2025/06/28(土)-29(日):札幌市立大学 芸術の森キャンパス(札幌市南区)


レポート:井上 実奈美(地域実践領域 アシスタント)