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1年生初めてのプレゼン合評!「仰木フィールドワーク」2025.5.28

1年生初めてのプレゼン合評!「仰木フィールドワーク」2025.5.28

みなさん、こんにちは!

地域実践領域では、1年生の授業、「地域実践基礎演習」で初めてのプレゼンテーションがありました。

↓こちらの記事で紹介したフィールドワークを元に、グループで協力してパワーポイントにまとめて発表します。

フィールドワークの様子

1年生にとっては慣れない発表の場で、とても緊張したかと思います。

そんなプレゼンテーションの様子をレポートします!

今回のプレゼンの大事なポイントは①地域の紹介、②魅力の紹介(メジャー・マイナーポイント)、③自分の考えや思い です。

自分なりの考察をふまえて、どのような発見があったのか、興味のある場所や物事を調べてプレゼンをします。

5チームのプレゼンを簡単に紹介します!

チーム名:渇水
タイトル:「清水禅心(せいすいぜんしん)〜朱印と律庵〜」

学生の発表資料より

このチームは、

二人とも毎年ゴールデンウィーク中の5月2~3日に行われる小椋神社の例祭である、仰木泥田祭に休みの日を利用して参加したそうで、そこで見聞きしたことと、授業のFWで調査して感じたことをもとに、水と寺院について発表しました。

学生発表資料より
学生発表資料より
学生発表資料より

メジャーポイントは小椋神社。おみくじを引いたそう。

マイナーポイントは覚性律庵。瓦が再利用されているところを発見!

泥田祭では、神事で御神酒と一緒に出される供物であるスケトウダラの干物を食べたそう。また食べたい!と言っていました。

続いてのチームは、

チーム名:タイヤブラン子
タイトル:「みつけた!」

学生の発表資料より

メジャーポイントは梅宮神社。中の祠がほとんど木で作られていることを発見。

マイナーポイントは、FW中にたくさん見かけたたくさん見つけた鳥について。

あの頭上を旋回する大きな鳥は、「トンビ」?「タカ」?「ワシ」?の三択で、それぞれについて詳しく調べて発表してくれました。また下に目を向けて、地面から突き出るパイプにも着目し、地面から出過ぎの理由は雪が積もっても大丈夫なように?と予測を立てていました。

学生発表資料より
学生発表資料より
学生発表資料より

先生からは、今まで当たり前に飛んでいて気にしていなかったトンビに、滋賀県出身の学生がいない今年の1年生が興味を示し、プレゼンしたことに、面白い着目点だと講評がありました。
また、「山本山のおばあちゃん」という滋賀県長浜市の毎年越冬のために飛来するオオワシがいることを聞き、学生たちは驚いていました。

続いてのチームは、

チーム名:OTO
タイトル:「仰木的奇界遺産」

学生の発表資料より

メジャーポイントは馬蹄形の棚田。

マイナースポットはこのみ公園の伝説。大津に言い伝えられている伝説が書かれた看板を発見し、伝説の中に出てくる「おなべさん」の軌跡を辿ろうと、石に刻まれたデザインを読み解いたり、木の門をくぐった先にある丘を散策しました。

学生発表資料より
学生発表資料より

チーム名:モリーず
タイトル:「六躰地蔵尊とその周辺」

学生の発表資料より

メジャーポイントは山地神社・六躰地蔵尊・五社の塚の三つ。

前回の仰木のブログで紹介した、元三大師道の道標の左側の比叡山方面にさらに歩いて行った先にある、六躰地蔵尊・五社の塚まで足を伸ばしました。

訪れた後に気になったことを調べ、歴史的背景や逸話を紹介してくれました。

マイナースポットは六躰地蔵尊周辺。

木で覆われており、ちょうど日陰になっている心地いい休憩所を発見しました。

学生発表資料より
学生発表資料より
学生発表資料より

チーム名:とびだしぃズ
タイトル:「地域の歴史」と「愉快な仲間」

学生の発表資料より

メジャーポイントは、ズバリ滋賀県発祥のとびだし坊や。仰木のFW中に見つけた特徴的なとびだし坊やに名前をつけて、マップにしました。

学生発表資料より
学生発表資料より
学生発表資料より

石川先生からは、特徴的なとびだし坊やに名前をつけて、面白がる姿勢は、今後のフィールドワークにもぜひ繋げて行ってほしい、とのことでした。

何気なく通り過ぎていたとびだし坊やも、ネーミングすると一気に親近感が湧き、マップにも掲載されると、それを見つけに行きたくなりました。

学生の発表資料より

三者三様、個性豊かで楽しいプレゼンテーションになりました。

フィールドワークを踏まえて仰木の歴史を知り、新しい視点を持つことでたくさんの面白い発見をしたようです。

私もプレゼンを聞きながらこんな場所があるんだ!と改めて仰木に繰り出したくなりました。

教授からのフィードバックの様子

発表後は先生からのフィードバックをもらいます。

どうすれば伝わるか、どのように深掘りをするか…など。参考文献を調べたり地元の人と話したり、様々なアプローチの方法があります。

学生たちの今回のFWと発表を終えての感想は、

「想像していたより仰木の歴史は深く、歩けば歩くほど新しい魅力があり驚きました。」

「ここまで歴史が深く、自然豊かで神社仏閣が残る土地はなかなかないと思う。」

「私たちも学生という立場でこの仰木という場所を盛り上げていきたいです。」

と彼らなりの視点で、地域と関わっていこうとする意欲が見られました。

 

この経験を元に、これからのフィールドワークを活かしていってほしいですね!

今回は1年生の授業を紹介しました。学校から出て自らの足でフィールドワークを行うのが地域実践領域の授業の特徴です👣

次回もお楽しみに!

地域実践領域アシスタント 永野愛果

地域実践領域アシスタント 吉村佑花里

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