2024年大津フィールドワーク開始
こんにちは!
今回も領域アシスタント三輪が地域実践基礎演習の授業レポートをしていきたいと思います!
先週までは、仰木をテーマにした発表でした。各グループの質の高い発表には驚かされました。大津市の中心市街地ではどのような発表を見せてくれるのか楽しみです!
受講生は、仰木と同様に、約1ヶ月かけて大津市の中心市街地を対象にフィールドワークをします。大津市中心市街地のフィールドワークでは、旧東海道の大津宿周辺を対象にしています。それでは、授業の様子を覗いていきます。
地図で現在地の確認をする学生|筆者撮影
まずは大津駅に各自で集合しました。1年生にとっては初めての遠出となりましたが、電車を乗り継いで、無事目的地まで来ることができました。
簡単に地図を見ながら今日の目的を確認し、早速フィールドワークが始まりました。
天孫神社に到着|筆者撮影
参拝する様子|筆者撮影
最初に訪れたのは「天孫神社」です。大津祭と関係性などを教えてもらった後、小椋神社同様に参拝しました。
大津事件の跡地|筆者撮影
次は「大津事件」が起きた場所に向かいました。日本史の授業で出てくるところですね。学生のみんなは覚えてたかな?
株式会社まちづくり大津の清水さんの講義|筆者撮影
そのあとは毎年お世話になっている「大津百町館」へ。ここでは株式会社まちづくり大津の清水さんより、大津が抱えている課題や、現在取り組まれているプロジェクトに関するお話を聞かせていただきました。
井戸水を引き上げる体験|筆者撮影
大津間でひと休憩|筆者撮影
「大津百町館」は古くから残る町家です。学生たちは町屋の特徴や、最近建てられた家では中々見ることができない井戸や坪庭を見せてもらい刺激を受けていました。
大津祭の曳山を見上げる学生|筆者撮影
館長さんとお囃子を演奏|筆者撮影
その後はすぐ側にある「大津祭 曳山展示」に向かい、大津祭の歴史やお囃子の体験などをしました。館長さんの粋な計らいで、笛付きの演奏を体験することができました!
学生たちも大はしゃぎで太鼓を叩いていました。
大津絵の店を見学|筆者撮影
最後に「大津絵の店」に伺いました。大津絵とは、今からおよそ340年昔(江戸初期)、東海道五十三次の大津の宿場(大津の追分、大谷)で軒を並べ、街道を行き交う旅人等に縁起物として神仏画を描き売ったのがその始まりです。大津絵にも様々な種類のものがあり、これらをテーマに調査することも良いと思います。
大津駅前でレポートを書く様子|筆者撮影
最後は大津駅前でレポートの作成。大津のフィールドワークが始まってからとても暑い天気が続いていますが、熱中症に気をつけながら大津を楽しんでくださいね!
領域アシスタント三輪