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「地域の素材でつくる。」「サスティナブルデザイン」

「地域の素材でつくる。」「サスティナブルデザイン」

みなさんこんにちは!

すっかり秋めいてきましたね🍂

地域実践領域では、2年生後期の授業である、地域実践演習3(石川亮准教授)「地域の素材でつくる。」と、地域実践学2(仁連孝昭客員教授)「サクティナブルデザイン」の連携授業が始まりました。

ここで作られる成果物は、1123日(土)に成安造形大学のグラウンドにて開催される成安生が主体となって作り上げるマルシェ、「マルシェア薫」に何らかの形で発表を予定しています!

前回の「マルシェア実」の様子

「地域の素材でつくる。」ということで、使う素材を購入するのではなく、もちろん「地域にあるもの」から探してきます。

 

さて、今回地域の素材に選んだのは?

 

地域→滋賀→びわ湖→流木ということで、「流木」を使った表現に挑みます!

2年生が二組に分かれて、共同制作を行います。

9月28日(土)フィールドワーク1

琵琶湖岸の南三ツ谷公園(彦根市柳川付近)から犬上川中流域、犬上川ダムに行きました。

まずは琵琶湖岸にて湖岸の様子を探りました。

公園は地域の方々の協力などで普段から整備されており、とても綺麗な場所でした。

ここでは湖岸につく漂着物や流木に着目しました。西からの風が比較的強く、打ち寄せる波で砂浜が削られ湖岸に生い茂る木が倒されたり、根っこ残しながらもなんとか踏ん張っている木などを見ることができました。

プラスチックやビニールなどもみられましたが見渡してもゴミが少なく地域の方々が頻繁に掃除をされていると感じました。

学生の中には面白いゴミを集める姿も!

湖岸につく流木をいくつか拾い集め特徴など見入っていました。

次に犬上川の中流域から上流付近に位置する大瀧山林組合、高取山ふれあい公園に行きました。

ここでは主に山の仕事について田中さんよりお話をいただき、施設を案内していただきました。

川の上流域(山の暮らし)と中流域(田の暮らし)に関する水利権のことや、今日抱える林業の問題、新たな事業のことなど、森林と人々の関わりの話から、自然環境、暮らしについて考えることになりました。

お昼ご飯は鹿肉カレーを作っていただきました!

ごちそうさまでした!

次に向かったのは、地域実践学2「サクティナブルデザイン」を担当する仁連先生のお宅です。

二連先生は自ら「古民家再生」に取り組んでおられ、現在完成まで7割型仕上がってきたそうです。

地域の大工さんから仕入れた材料でエネルギー負荷をかけずに仕上げる家に感銘を受けました。

次に犬上川上流の犬上川ダム、ダム湖周辺を散策しました。ダム湖に注がれる源流付近には山の土砂や木々が流され、山の手入れが困難になっていることが想像されました。

地域の素材「流木」を集めることから、びわ湖、川、山、そして受け継がれてきた生業について少し考える糸口が見えてきました。

「今すぐこれをすることが大事」と一概に言えない現状であることを知り、同時に地域の暮らし、環境について常に意識しながら見ていく必要があると感じました。

10月3日(木))ジョイントワークショップ

11月23日(土)のマルシェでの展示を目指して「地域の素材でつくる。サスティナブルデザイン」では、湖岸で拾った流木を糸口にコミュニケーションツールの制作を検討しています。

今のところ流木でつくる「ティピ」や「ドーム型」「トンネル型」の休憩スペースを考えているところです。

流木と流木のジョイントは、①穴に同じ径の木製ダボを打ち込む。あるいは、②シュロ縄で結ぶ。などなど、全て自然素材でつくることを目指しています。

10月8日(火)フィールドワーク2

いよいよ本格的に流木に拾いに出かけました。

つくるものの明確なイメージが固まるにはまだまだですが、とにかく流木の素材感を掴み、まずは流木に慣れ親しむことにしました。

 

数日前に東近江市の愛知川上流にある永源寺ダムで流木採取の案内をウェブサイトで見つけ、ダム湖に留まっている流木を拾いにいくことになりました。

永源寺ダムに到着すると、支所長の瀧井さんと岡田さんよりダムの機能及び今日の問題などのお話を聞くことができました。

永源寺ダムは治水ダムではなく用水ダムとして1972年に着工したとのことです。

愛知川の中流域の田畑に水を供給するため作られました。

ここでも林業が難しくなったことや昨今の激しい降雨によって近隣の山々が荒れていることから、土砂や流木がたまりやすいとのことでした。

ダム湖に着くと水位が下がることによって流木が帯状に岸に着いており、自然な状態で流木の堆積を見ることができました。

 

号令をかけることなく各々気になる流木を拾いだし、あっというまにバンの荷室がいっぱいになってしまいました。

魅力的な形、細長いもの、朽ちて削れて手に馴染む形、大小様々な流木を拾うことができました。

最後に、みんなで記念撮影!

永源寺ダムの皆さまお世話になりました!

10月9日(水)流木天日干し

前日とは打って変わっての晴天に見舞われ、グラウンド隅にて流木の天日干しを行いました。

丁寧に並べるとカドの取れた流木は美しく見えます。

数日後に台風がやってくる恐れがあるため、明日には撤収予定です。

さて、完成予定まであと一ヶ月。

どんなものが出来上がるのか、またご報告します!

 

レポート:石川亮(地域実践領域 准教授)

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