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WS活動報告「びわ湖の庭2023」

WS活動報告「びわ湖の庭2023」

2023年8月26日(土)滋賀県立美術館にて、

アートにどぼん!「びわ湖の庭〜レイクグラスと陶器のかけらで【ちいさなびわ湖】をつくろう〜」

が開催されました。

昨年に引き続き、地域実践領域研究室のちっちゃい部活のような集まり『漂流物研究会』のヤマダ、イノウエ、ヨコヤマの3名で開催させていただきました。(協力:石川亮先生)

 

さて、今年の「びわ湖の庭」では、普段は木版画を作っているヤマダがはりきって「漂流物スタンプ」を制作!漂流物を観察する過程で、写真やスケッチではなく、スタンプを押して気になるものを記録しました。

油性インクはすぐには乾かないので、不注意にタッチしてしまうと滲んだり、手についたり、紙を汚してしまったりと鉛筆で描くうちには遭遇しないハプニングがいろいろと勃発。その味わいがめっちゃいい!!急速に廃れていくハンコ文化にある現代、他人の300倍スタンプを押印している私にとっては、まさかな失敗と工夫がたくさんあって非常に面白かったです。

また、今年のワークショップ準備では、びわ湖に特別に暮らしている貝たちを紹介しようと、研究室で真剣に図鑑とにらめっこしながらびわ湖の固有種(琵琶湖だけに生息している生物)や在来種(昔から琵琶湖にすみついている生物)を探しました。

びわ湖の固有種の貝類-セタシジミ、イケチョウガイ、ナガタニシなど-の貝殻は、湖岸をフラフラと歩いていてもなかなかお目にかかれない超レアアイテムです。貝殻だけでは正確に種類を見分けられないので、あくまでざっくりとした判定ですが、簡単な貝図鑑が完成しました。

ワークショップ本編は、前後編ともお気に入り漂流物探しが盛り上がりました。

箱に入る分の量は家に持って帰っていただいて良し、とさせていただき、みんなで机の上のレイクグラスや陶片をガサガサしました。

完成した作品もすてきなものばかり!!

全て、私が家に持って帰りたいくらいの宝箱みたいなものができたのですが、その中で特別にお写真を撮らせていただいた数点をご紹介させていただきます。

レポート:山田 真実(地域実践領域 助教)

WS[びわ湖の庭] 漂流物研究会:山田真実/横山 愛海/井上実奈美

                  

「びわ湖の庭〜レイクグラスと陶器のかけらで【ちいさなびわ湖】をつくろう〜」

開催概要:びわ湖の湖岸から拾ってきたレイクグラス、お皿のかけら、石、貝。そんな材料を使って、お家に飾れる、自分だけのちいさなびわ湖をつくってみよう。

実施者(講師):成安造形大学地域実践領域研究室

日時:2023年8月26日(土)
①10:00〜
②13:00〜
(各回2時間程度)

会場:滋賀県立美術館 ワークショップルーム

美の糸口-アートにどぼん!】とは…

2014(平成26)年から始まり、長期休館中は滋賀県内各地で開催してきた「美の糸口―アートにどぼん!」が、美術館の再開館とともに、通年開催のワークショップシリーズとなって帰ってきました。
美術館内だけでなく、びわこ文化公園内の施設や屋外でも開催。子どもがアートや滋賀の文化にどぼん!と飛び込んで体験できるワークショップたちです!

[企画協力](敬称略)
石川亮(成安造形大学)、北川陽子(ファブリカ村)、辻村耕司(辻村写真事務所)、藤原昌樹(CARRY ART STUDIO

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