今日の ちいき の研究者 -四年生の卒業研究-
お久しぶりです!!みなさまいかがお過ごしでしたか?
地域実践領域では毎日いろんなことが巻き起こり、凄まじい速さで日々が過ぎていきます。
毎日味わって生きていきたいですね。
今日は、四年生の卒業研究を覗き見しちゃいます。
2020年度の入学生がもう四年生…季節の流れは早いものですね。。。
それでは行ってみましょう〜
まずは、「仏像の魅力的な伝え方」を模索しているTさん。
ゴールデンウィークに友人を連れ、お寺へ。仏像が好きなTさんは、友人に仏像の説明をしてみて、自分が知っていることの範囲や、仏像についてあまり知らない人が何に興味を持つのかを実践的に学びました。その中で、「自分がなぜ仏像が好きなのか」も改めて考えてみたそうです。
🍙{研究のフィールドへたくさん足を運んだり、仏像のイラストをジャンジャン描いたり、参考資料をどんどん増やしたり、研究に没頭していることが伝わってきます!このまま突っ走れ〜!
「神社のこれからのあり方・“推し”と“神社(信仰)”の共通点について」の研究を行うSさんは、5月に行われた仰木※のお祭りに参加し(前回のブログでご紹介した“泥田仰木祭”)、企画アイデアのヒントを得ました。
神社に訪れた人が、さまざまな神様に出会えるゲームを企画中…!
神社という空間で生まれる“ごえん”を体感できるように、自身の好きな“推し”、そして“神社(信仰)”についての研究も併せて進めています。※仰木については、今までの記事を見てね🐵
🍙{神社でゲーム、やってみたい。。
また、今年の5月に大学のギャラリーでグループ展も開催していました!そこでは、推し活を楽しむ姿や、楽しむためのツール、撮影スポットなどなど、展示していました!▷少しだけこちらで見れます!https://twitter.com/seiancc/status/1656478007455002625?s=20)
「自然と一体化する」を形にしようと模索中のKさんは、その想いに至るきっかけとなったインターンシップ先で、ゴールデンウィークにアルバイトをしたそうです。改めてその想いを思い出したり、何を学んだのかを文章にまとめたり、たくさんの文献を元に、コツコツと研究を進めたそう。
「自然と一体化する」という考えや体験を自分だけに留めずに、様々な方に知ってもらう方法を今は模索中。
🍙{ワークショップや展示など、どんなことができるかなあ。自分がワクワクする方へ、企画を進めていこう〜!
Tさんは、「まちか堂」という図書館の運営をしており、まちか堂がよりよい場所になるためにはどうすればよいのか、リサーチを進めていました!
Tさんが、働いている学童保育の方に話を聞いたり、様々な場所に行ったり、本を読んだりととても熱心にリサーチを行っていました。でも、1人でできることの限界をしり、悩んでいる姿もみられました。しかし、上司の方にアドバイスをいただいたり、知人の方に図書館に入っていただいたり、人に頼ることをこの期間にできたと報告してくれました。
🐈⬛{そのスキルはこれからもきっと役に立ってくれるはず!
日々パン作りに励んでいるKさんは、滋賀県内の酒蔵へ。地酒の作り方を学び、味わい、お酒とパンのコラボレーションを試みてみました!
実際につくってみて、相反する食べ物がこんなにもマッチすることに驚いていました。
パンの写真をみたのですが、どれも美味しそうでした!発表を聞いた他の学生も、「つくって持ってきてほしい!」「たべたい!」と大興奮でした。
🐈⬛{これから、新作のパンをどんどん更新していく予定だそうで、今からわくわくしております!
四年生の前期授業(4月〜8月)の最終課題は、「卒業研究のプレ展示」です。
大学内にあるギャラリーを使用して、研究内容をまとめたパネルや、研究資料・作品を展示します。
現在はプレ展示に向けて、
- 研究タイトルやメインビジュアル
- 研究内容・文章
- 今後のスケジュール
などを考えております!
研究として、本を読んだり、フィールドへ足を運んだり、やること万歳の卒業研究…!
それだけでなく、就職活動や教育実習・学芸員実習なども重なってくる、とっても忙しい時期です。
私も学生の頃は、四年生が一番ソワソワして、不安になる時期でした。
でも、自分のことを深く知れる!自分のやりたいことに向かって思いっきり活動できる!そんな、特別な期間です。
頑張りすぎても良いと思いますが、体は大事にしてください!
私たちもサポート体制を整えて、研究室で待っています!がんばろー!
レポート:井上 実奈美・横山 愛海(領域 アシスタント )
担当教員:石川 亮 (地域実践領域 准教授 )・加藤 賢治(地域実践領域 教授 )