ビワイチ!🚲 プロジェクト授業!スタートです!【プロジェクトレポート】
ビワイチプラスとコミュニティ【プロジェクトレポート2022/10/29】
こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。
日差しのぽかぽかと、
ビワイチするのに打って付けの時期ですね!
むむ!ビワイチってなにかって?
ビワイチっていうのはね…🐵
びわ湖一周→びわこ1しゅう→ビワ(こ)イチ(しゅう)…
そう!自転車でびわ湖の周りをぐるり1周(約200km)することやで!
ちなみに1周しなくても、びわ湖でサイクリングを楽しんだらそれはもうビワイチや!
(11/3は「ビワイチの日」。11/3~11/9は「ビワイチ週間」!みんなはもう楽しんだかな?「ビワイチの日」で検索してみてね)
我ら地域実践領域教員(石川・加藤)が担当する、「ビワイチプラスとコミュニティ」の授業では、学生が実際にびわ湖で自転車ライドをします!そこで感じたことを元に、ビワイチに関する企画を考える授業です。
今回は自転車ライド第一回目!
まずは、水上アクティビティ体験や自然体験教室を行っている「オーパル」に集合です。
自転車ライドの前に、
初心者の学生もいるので、担当の山脇さんから使い方のレクチャーを受けました。
参加学生は、
クロスバイク初心者の人、普段からよく自転車に乗っている人、ロードバイクLOVEな人!
などなど、自転車レベルはいろいろです。
グループを大まかに、石川班・加藤班・山脇班の三つに分かれ、しゅっぱーーつ!
まずはオーパルから浮御堂まで。
その日は通りに車が多く、私はヒヤヒヤと走っていました…。
道路を通過すると、堅田の古い街並みに。細い道をグネグネと走ります。
走りながら、「ここのいちご大福は美味しくておすすめです!」「ここの佃煮も美味しい!」と、山脇さんが教えてくださいました。
そんなおいしいロードを走り抜け、浮御堂に到着。
ここで加藤先生のお話がはじまるかと思いきや…午後に取っておくそう…。
みんなはこの車に夢中でした。かわいいね。
さあ、どんどん行くで〜!
続いては、本日のプチ壁、琵琶湖大橋の坂!です。
だんだんと自転車に慣れて来た頃にやって来ました。
勾配にかかる瞬間に出てきたおてんとさん。あついー!けど気持ち〜!
坂を登り切って、びわ湖をながめ、一休み。ここでは、私たちの他にもビワイチを楽しんでいる人がたくさんいました!
橋を渡った後は、サイクリストの聖地へ(滋賀県守山市・第二なぎさ公園)。ここにも他にサイクリストがたくさんいました。
学生は、お揃いのユニフォームを着てビワイチを楽しんでいる方に写真を撮らせてもらったり…風景イラストコースの学生は、手作り水彩画セットで風景スケッチをしていました。
公園を楽しんだ後は、再び琵琶湖大橋へ!(ゼーハーゼーハー)
橋を渡り切った後は…
お昼ご飯!やった〜!
道の駅 琵琶湖大橋米プラザでは滋賀県の美味しいものがたくさん。近江牛コロッケを買ったり、ピクニック気分で手作り焼きそばパンを持参してたり…それぞれの美味しいを楽しみながら、びわ湖を眺めての〜んびり。
さあー!栄養補給した後は、再びライド!+加藤先生ツアーの始まりだ!
ビワイチしながら、堅田衆や十六夜、琵琶湖の由来について学びました。
加藤先生ツアーをちらりとご紹介!
まずは「出島灯台」
堅田衆の拠点で交通の要衝だったこの場所に、灯台が残っています。
堅田衆とは、堅田エリアで勢力を持っていた人達です。堅田衆には船を作る特権が与えられており、かつては造船所がたくさんありました。
この灯台の近くにも造船所があります。ビアンカなどの船は最後にここで組み立てているそう。
木漏れ日の中でびわ湖を眺めるみんな。この日は伊吹山も綺麗に見えていました。
続いては、松尾芭蕉とお月さまの話を。
この場所は、松尾芭蕉とお弟子さんが宴をした場所です。芭蕉さんは、日本各地の中でも、大津が大好きなのだそう。
「芭蕉さん大津お月見会」は、
まずは中秋の名月に、大津市の幻住庵(芭蕉さんの別荘地)にて、十五夜の満月をみて宴を楽しんだそうです。
そしてその日で終わると思いきや、次の日に、十六夜(いざよい)の月を堅田でみよう!と船でこの写真の場所まで来ていたそう。そしてまた宴を楽しむ夜は続く…。
確かにここで月を見るのは心地よいだろうな〜。
山脇さんおすすめの大福をここで食べて、お月見がしたい。。
(前回投稿の助手の山田さんのブログ(https://seian-ccd.info/2022/11/04/biwaichi1030/)をみて気づきましたが、同じ場所をライドしていますが、加藤先生ツアースポットが少し違う!これは両日とも行きたくなる…。)
その後はオーパルに戻り、学生たちは気づいたことや、考えていることをシェア!
初めてのビワイチが怖かったことや、地元でのクロスバイク所持率について(高知の高校生はクロスバイク所持率が高い!?)、ビワイチをするときのマナーやビワイチ用の車道の青い線に気づいたこと、前回行った時よりも余裕を持って楽しめたこと、などなど。
「学生が地元の方にしている挨拶がよかった!」と気づいている学生もいました。
自転車ライドでは、地元の人が普段から当たり前に使っている道を通ることもあります。挨拶、めっちゃ大事…!私も見習います!
実際に自転車ライド体験を通して、企画アイデアを考えるこのプロジェクト。
皆、体験したことで、いろんな発見があったみたい!
楽しみながら、アイデアの種を集めていきましょう〜!
わたしは帰り道、太ももの付け根あたりが痛くなりました。ですが、いつもよりなんとなく体が軽く感じ、とても気持ち良い気分でした。
自転車ライドも最初は怖かったのですが、終わる頃には、どこへでも行ける気持ちになって、心晴れやかでした。
次回は歴史街道をライド!
またご紹介するので、ぜひ見てね〜!
レポート:井上実奈美(地域実践領域 アシスタント)
《今日の滋賀県の自転車推進に関する取組み》
○滋賀県商工観光労働部観光振興局ビワイチ推進室
ビワイチサイクルツーリズムについて https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/shigotosangyou/kanko/300698.html
○輪の国びわ湖推進協議会 https://www.biwako1.jp https://www.biwako1.jp/wanokuni
○滋賀プラスサイクル推進協議会 https://pluscycle.shiga.jp
○ビワイチプラス https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/308896.html
○くさつサイクルフェスタ http://www.biwaichi.net
○レディーフォー・ビワイチ・モリヤマ https://www.city.moriyama.lg.jp/biwaichi/
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プロジェクト授業『ビワイチプラスとコミュニティ』
(担当:加藤賢治 教授・石川 亮 准教授)