地域実践基礎演習「地域(近江)をお土産で紹介する。」
みなさんこんにちは!
ジメジメした日常もおわり、すっかり夏になりましたね🍉🌞
さて、今回は昨年の1年生の最終課題「地域(近江)をお土産で紹介する。」についてレポします!!
地域実践基礎演習3.4のフィールドワークでは、「地域を知る(近江)」ことが目的でした。
学生たちは、それぞれが自分の足で歩き、自分の目でみて、「地域の魅力」や「地域の問題」などへ考えを巡らせていきました。
最終課題では、そこで身につけたスキルを活かし、フィールドワークで赴いた土地(針江・海津・草津・水口)の魅力や特徴を「お土産」を通して表現し、お土産を振る舞いながらプレゼンテーションを行いました。
それでは、気になったお土産、プレゼンテーションをピックアップしていきます!
①「針江おひたし」
[お土産の紹介]
針江の文化であるカバタの水と針江で自生しているクレソンを使ったおひたし。
地産地消による地域の発展をテーマに、針江の食材と自然だけで作ることができる料理のレシピを考案しています。
②「光り輝く湖」
[お土産の紹介]
作家、遠藤周作の愛した滋賀県・海津の“忘れがたい風景”をイメージして丁寧に刺繍しました。
ミニバックになっているので、いつでもどこでもちょっとした荷物の持ち運びに最適です。
海津の風景の美しさをさり気なく見せてみてはいかがでしょうか。
③東海道×メロン
[お土産の紹介]
草津のメロンを粕漬けにしたものをおにぎりにして提供します。
東海道は昔たくさんの人や物が通る道でした。旅人が持って歩いたおにぎりと草津メロンを掛け合わせて「メロンおにぎり」を考案しました。
メロン粕漬けは、JA草津農畜産物交流センター草津あおばな館で購入しています。
メロン粕漬けを作るには摘果メロンを使います。全てのメロンが粕漬けになるのではなく農薬の基準を下回るものが粕漬けになります。
身体にも優しいおにぎりです。
④「交通安全お守り」
[お土産の紹介]
草津の立木神社と関わりの深い、柿の木を使用している。
かつて交通の要であった草津だからこその交通安全お守り。
⑤水口にしかない味を組み合わせてみました
[お土産の紹介]
こばやしっさん(たこ焼き屋)の辛口ソースと、谷野食堂のスヤキ(麺)を組み合わせたジャージャー麺。
水口市民の老若男女に親しまれる両店の味を融合させました。
二人の店主にお話を伺い、その中で料理の作り方を伝授していただいたり材料を提供していただきました。
⑥「海津春秋箸~海津の春と秋をお届けします~」
[お土産の紹介]
海津の象徴である「海津大崎の桜」と「清水の桜」を表した、お箸と箸置きとランチョンマットのお箸セットです。
ランチョンマットは、海津で柿渋染めをされている道雅工房さんに作成を依頼しました。
お箸や箸置きに使用する桜は、2018年に発生した台風21号によって被害を受けた桜の木を使用します。
海図大崎の桜道が生まれた歴史などが記載されたリーフレットを添えています。
一年間のフィールドワークを通して、地域の魅力を捉える力、その魅力を伝える力をつけた学生たち。
発表してくれたお土産は、みんな力強い説得力があり、思いやりが感じられました。
この感覚を基盤に、次に繋げてほしいです!
レポート:地域実践領域助手 松元悠