地域実践基礎演習3-草津FW-2018.11.21
みなさま、こんにちは!
地域実践基礎演習では針江・海津に続き、今回は「草津」にてフィールドワークを行いました。
草津市の大きな特徴といえば、、、、、、、、、、?
⬆️お分かりいただけたでしょうか。
草津市は、中山道と東海道が交差する地点なんです。
さっそく、草津市周辺をじっくり歩いていきます。
はじめに、草津宿街道交流館にて江戸期における草津という土地について解説、案内をしていただきました。
(草津宿本陣 http://www.kusatsujuku.jp/shiseki/ )
江戸時代、中山道と東海道の合流地点である草津宿には、参勤交代の大名や伊勢参り、西国巡礼などの多くの旅人たちが訪れ、大変な賑わいを見せていました。
そこでもたらされた物資や情報は文化の発展を担い、現在の滋賀の環境に繋がる大きな役割を果たしたのです。
↑ 旅人が、決して「人間」だけとは限りません。
草津を通過して行く珍しい「お客様」をテーマにした展覧会も拝見しました。
宿場町を歩く象や駱駝をみた当時の人々の感動や驚きがイメージできました!
というわけで、ひときわ賑わいをみせた「草津宿本陣」へ向かいます!
主客専用の湯殿(左)や、煌びやかな玄関広間(右)など、草津の宿場町ならではの様子が伺えました。
「昔の草津」に触れることができた一行。
次は、「今の草津」に目を向けてみます。
かつて、草津市内を流れていた旧草津川。まちよりも高い位置を流れる「天井川」として全国的にも有名でした。
今現在、川としての役割を終えた跡地は、全長約7kmにわたる草津市の公園として生まれ変わろうとしています。(草津川跡地公園 http://www.seibu-la.co.jp/kusatsugawa-atochi-park/about/ )
画像は、その中の一部区間に誕生した公園「de愛ひろば」にて撮影しました。
訪れた時は放課後の時間帯。多くの子どもたちで賑わっていました。
そのままどんどん進んで行くと、まだ整備されていない旧草津川の姿がありました。
夕日に照らされて、まだ川が流れているような気がしてきます。
時代を行き来しながら草津のまちを歩いた一行。
この後、二週にわたって各ペアでプレゼン準備を行いました。
現地での聞き込みをするペアや、とにかく歩いて素材探しするペアなどなど、、。
それでは、気になったプレゼン発表をご紹介します!
現地を見た自分たちの主観と幅広い世代の人の声から「草津川」の在り方を問うことができたプレゼンでした。
神社の方にインタビューをして狐踊りの全貌を探りました。
「狐踊り」とは、小汐井神社の吉例祭の際に奉納される踊りです。
レポート:地域実践領域助手 松元悠