加藤先生レポ:東近江市「ヘムスロイドの杜まつり」を訪ねました
5月20日(日)、東近江市のヘムスロイド村で開催されている「ヘムスロイドの杜まつり」を見学してきました。
東近江市の「ことうヘムスロイド村」は、東近江市の前身である旧湖東町の姉妹都市であるスウエーデンのレトビック市で手工芸が盛んであることから、スウエーデン語で「手工芸」を意味する「ヘムスロイド」と名付けられたそうです。
ヘムスロイド村には、25年前に5つの工房が杜(もり)の中に誕生し、静かな環境の中でものづくりが行われています。そして毎年一度、5月の半ばに大きな手工芸市として「ヘムスロイドの杜まつり」が開催されてきました。
今回は、東近江市観光物産課との連携事業で、本学メディアデザイン領域グラフィックデザインコース3年生の実習授業(担当:大草真弓准教授)の一環として、昨年制作したロゴマークを生かして東近江市の物産や観光を盛り上げるヒントを得るという目的で学生たちと見学しました。
25年の歴史を持つこのイベントには、全国各地から集まった手工芸作家の作品が並びます。毎年140ブースの出店があり、このイベントを楽しみにやってくる人々で賑わっていました。
本学でも秋にクラフトや自然食などにこだわった「マルシェ」を開催しており、そのイベントを企画し、運営するというプロジェクト科目が開講されています。担当者は、地域実践領域の石川亮准教授と私です。この科目は、地域実践領域の学生も参加しています。秋のイベントをお楽しみに。
報告:地域実践領域准教授 加藤賢治