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「名前のない仕事」針江のんきぃファームFW3日目

「名前のない仕事」針江のんきぃファームFW3日目

0707(木)針江のんきぃファームFW3日目

 

第3回目となった針江のんきぃファームへのフィールドワーク。

今回は、「名前のない仕事」と、言われているお仕事を体験してみます。

農具倉庫からてくてく歩いて、現場につきました。

平らな土地に黒いビニールが敷かれているのが見えますね。

これからこのビニールを剥がしていきます。

まずは、ビニールを止めている杭を取ります。

そして、ビニール上にある砂、ほこり、水をみんなで息を合わせて振り落とします。

・・・この作業が結構大変でした。

「いっせのーで!」

の声に合わせて一気にビニールを振り落とします。

「わぁぁぁぁあ」

と悲鳴が上がります。

何が起こったかというと・・・

ビニールの上の砂や石がみんなに飛んできました。

びっくりしましたね〜(汗)

これを何回か繰り返してビニールを一気に剥がしていきます。

そもそもなぜこの場所に、ビニールが敷かれているんでしょうか?

作業中に、スタッフのゆるぎさんから色々とヒントを頂きました。

「穴があったら塞いでください。」

穴があったらなにか都合が悪いのでしょうか? 穴があいていると・・・日光が当たったり、水が入ったり、空気に触れたりしますね。何か関係があるのでしょうか。

「平らな場所でないとだめなんです。」

確かにとてもフラットに地面がならされていましたね。

すべったらだめなのかな・・・?

実はここは、稲の苗を育てる場所だそうです。

苗が枯れないように絶えず水を入れています。

その為穴が空いていると水が流れてしまうし、傾斜がついていると万遍なく水が行き届かなくなってしまいます。

稲になるまで丁寧に育てられているのがよく分かります・・

お米って食べるのは一瞬ですよね。もう少し味わなければと感じました・・・)

ここからは、これまでの作業を踏まえて今回の課題をチームで考えます。

どんな作品が出てくるのでしょうか。合評が楽しみです!

レポート:横山 愛海(地域実践領域 アシスタント)

地域実践領域(招聘教員) 教授

石津大輔 ISHIDU Daisuke

針江のんきぃふぁーむ(https://nonkifarm.com/) 代表。

2005年より実家である高島市針江地区「針江のんきぃふぁーむ」で就農。3年目から、環境への負担を軽減するために実践していたお米お米の無農薬無化学肥料栽培を徹底している。販路開拓や講演活動などにも精力的に取り組んでいる。

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