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海津FW発表会

海津FW発表会

こんにちは!肌寒くなってきましたね。あれよあれよという間に冬に差し掛かろうとしています。

私たちも体調管理をしっかりと行いながらFWを実施していきたいと思います!

さてさて、今回は地域実践基礎演習の授業レポートです。先日も記事にしていた海津のFWの発表をレポートします!

海津のFWでは1組3名でグループ発表を行いました。前回までは1組2名での発表でしたが、1名増えた事でどのような変化が生まれるか楽しみですね。

今回は、2組の発表を紹介したいと思います!

まずは「ヒッチハイカーズ」の紹介です。

このチームは、琵琶湖漁業を中心に調査した内容を発表しました。

海津には、漁港があり湖魚の直売も行われています。水揚げされた湖魚の大半は、仲卸に買い取られ、佃煮などの加工業者に販売されています。そのようなこともあって、加工されていない状態の湖魚を消費者が直接購入する機会はあまりありません。過去には、漁師さんが車に魚を積み、地域で移動販売する様子もあったようですが、現在ではあまり見られなくなってしまいました。海津漁港では、水揚げされた湖魚を購入できる機会を提供しています。

ヒッチハイカーズは、琵琶湖の伝統漁法や近年の湖魚の水揚げ量の減少について取り上げていました。琵琶湖にはいくつかの漁法がありますが、その中で「えり漁」と「追いさで網漁」「やな漁」について紹介してくれました。

特にえり漁に関しては、起源が中国にあるのでは!?という仮説から、えり漁のルーツを調べていました。実際に中国には「迷魂陣」と呼ばれる漁法があり、網のかたちがえり漁と類似しているようです。仮説をもとに、情報をリサーチするといった研究の基本のきを体験したチームでした。今回の試行錯誤の中から楽しさを見出してもらえると良いですね!

続いては「W(笑)」チームの紹介です。このチームの発表は、幅広く調べた情報を上手に編集した点が印象に残ったチームでした。

マキノ町にある「蔵カフェ」というお店に入店した際に、店主の奥さんからマキノの様々な特産品(米、鮒寿司、佃煮、マクワウリ、椎茸)を聞いたことをきっかけに、マキノ町の食文化について調べていました。

また、フィールドワーク中に愛宕神社を見つけたことから、過去にマキノ町で大規模な火事が起きたのではないかと推測し、文献調査を行い、「沢の大火」と呼ばれる火事が昭和3年に起きた事実を発見しました。

加えて「旅する蝶」の愛称を持った「アサギマダラ」という蝶を発見したことをきっかけに、「アサギマダラ」が好む自然環境を調べ、何故海津にこの蝶がいたのかを調べました。

ヒッチハイカーズと同様に、推測や仮説のもとで情報を収集する癖がついてきたのでしょうか!?

研究を始めるうえで、様々な事象に疑問を持つことが出発点になります。地域の中で、自分の関心ごとを見つけ、疑問を持つことを意識しながらFWに励んでもらえたらと思います!

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