*スタッフ日記* その5 ( FW海津から 編)
スタッフ日記 (FW海津から 編)
2018年の最終更新以来、しばらくご無沙汰していました『スタッフ日記』ですが、アシスタントの独り言として、復活します!(・・・果たしてどのくらい続くのか)
前回の投稿『水辺にある、暮らし(FW海津から)』にも書いた海津のフィールドワーク。
アシスタントが出会った海津の魅力についても、少しですがご紹介したいと思います。
琵琶湖の湖岸沿いを歩いていると、浜辺で様々な落とし物を拾うことができます。
海津湖岸ではどうでしょうか・・・
まず、目に入るのはたくさんのシーグラス、陶片、貝殻です。コロコロコロコロ数え切れないくらいに落ちています。晴れた日に行くと、砂浜で薄いブルーの色やグリーン色のガラスが光を反射させてとてもきれいでした。
アシスタントも職務をいっとき忘れ、学生と一緒になって思わずあれやこれやと拾ってしまいました。
「シーグラスの色によって“レア”度合いが違っていて、赤やピンクは珍しくって『すごい!』柄つき・模様入りはもっと『かわいい!』とか、自分ルールで階級わけしてます」と学生の一人が教えてくれて、すごく素敵だなと思いました。
おや、、
向こうで石川先生たちが何か見つけたようです。
なになに・・・
近づいてみましょう。
生き物の頭の骨が遺されていました。
湖岸では生き物たちの気配や痕跡がひしめき合っています。
フィールドワーク中の学生を探して町中へ。
一人でカメラを持ってうろうろしていると、笛の音色が聞こえてきました。この季節にお祭りの準備や練習をしているのかな、と思いつつ、音の聞こえる方へ。
民家の戸口からあらわれたのは、なんと『獅子舞』!青い袴姿の男性が笛や小太鼓を鳴らしながら出てこられたので、びっくりしました。
皆さんは『旅する獅子舞』というものをご存知でしょうか?
私は今回、初めてお会いしました。
こちらのお宅から出てくる獅子舞を写真に収めようと待っている間、戸口に立つお隣の方と少しお話させていただきました。
「お伊勢さんをお迎えするんやあ」
正式には『伊勢大神楽』と呼び、獅子舞をしながら檀那場(だんなば)の家々に伊勢大神楽講社の神札を配布してまわっているそうです。
こちらで出会った伊勢大神楽講社は、1981年に重要無形民俗文化財として国の指定を受けています。
かつて(江戸時代くらい昔に)、お伊勢参りをするのが難しいほど遠くに住む人々のために、神楽奉納の代役として日本全国をまわってくださっていたのが『伊勢大神楽』です。その伝統神事が今日にまで受け継がれ、大切にされています。
伊勢大神楽の内容については、伊勢大神楽講社のHPが詳しいです。
宗教法人 伊勢大神楽(いせだいかぐら)講社HP http://www.ise-daikagura.or.jp/
伊勢大神楽講社 山本勘太夫社中の公式ウェブサイト https://www.kandayuyamamoto.jp/
*古くから講社は、獅子の舞という御神楽によって各戸の四方を祓い、火の災いを鎮め家々の千秋万歳と五穀豊穰、そして地域社会の繁栄をお祈りしてきました。(伊勢大神楽講社の方にいただいた案内紙より引用)
さて、『地域実践基礎演習3』の校外学習、今週からは海津/草津と二つに分かれたチームが行き先を交換してフィールドワークが始まります。
滋賀県草津市(群馬県にある“草津温泉”では、ないですよ)には、お伊勢参りのための道でもあった東海道の重要な拠点のひとつ“草津宿”が設置されていました。東海道と中山道の合流地点でもあった“草津宿”。
草津ではどんなものに出会えるだろう、と今からワクワクしています。
レポート:山田真実(地域実践領域 アシスタント)2020/11/7