海津FW〜湖と物流を考える〜
こんにちは!
今週から1年生の地域実践基礎演習では、高島市マキノ町にある「海津」という地域でFWをしています。
海津は波食によって突き出た岩礁地帯であり、かつては北国海道が通った宿場町として栄えていました。湖上交通の要所にもなっており、様々な人々や品物が行き来していました。また、観光という視点では海津大崎の桜並木を耳にした人も多いかもしれません。
さてさて、それではFWの様子をお届けしていきます!
約1時間ほど電車を乗り継ぎ、マキノ駅に到着しました。ここから琵琶湖岸を北東へ歩いていきます。
駅から10分ほどで綺麗な琵琶湖が見えてきました。空気が澄んでいて、素敵な景色を眺めることができました。学生たちは浜に目を向けながら、お気に入りの漂流物を探したり、水切りをする石を探したり、友達と写真を撮ったりと、各々が海津の自然環境を堪能していました。
前期で行った、東海道大津宿との違いは見つかったかな?滋賀県にはたくさんの街道が通っていました。街道にはそれぞれの役割や目的があります。街道を調べていると、地形、自然環境、歴史の流れが想像できます。地域を知る、研究する上で、昔はどんな地域だったのかなど思考を巡らせることも重要ですね。まずは、なぜ滋賀県に街道が多いのかという点から考え事をしてみると良いかもしれません。
その後、創業から240年の有限会社魚治さんに伺いました。滋賀県には郷土料理としてニゴロブナを用いた「鮒寿司」があります。酸味が癖になる発酵食品で、お酒のアテにはもってこいです!これを機に発酵食品に関心を持ってみても面白いかもしれません。代表の左嵜 謙祐(サザキケンスケ)さんは、地域実践領域の招聘教授でもあります。今回はお話を伺うことはできませんでしたが、いずれお話をお聞きすることができれば良いですね!
今回は、皆んなで海津の町を歩き回りましたが、来週は各班ごとでテーマを決めてFWすることになります。
海津も1つ1つの情報が奥深いので、色々関心を持って調べてみてください!
領域アシスタント三輪