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加藤先生レポ:琵琶湖のエリ漁を取材しました              

加藤先生レポ:琵琶湖のエリ漁を取材しました              

6月19日(火)、近江学研究所が開講する公開講座の取材で、琵琶湖のエリ漁を体験してきました。取材したのは昨年の文化誌「近江学」第10号で、真下研究員が取り上げた時にお世話になった漁師の澤村芳幸さんです。

早朝、5時過ぎに北小松漁港にから出港。澤村さんが管理する「エリ」と呼ばれる定置網へ向かいます。魚の習性を生かして、「エリ」という仕掛けの中の「ツボ」という場所に誘導する漁法がエリ漁です。ツボに入った魚を網ですくうのです。

目的の獲物はコアユです。昨年が記録的な不漁となり、今年も良好とは言えないそうですが、ツボの中にはたくさんのコアユが入っていました。

コアユのほか、ニゴイ、ハス、フナ、ホンモロコ、スゴモロコ、マス、スジエビ、カマツカなど、いろんな種類の湖魚が獲れました。以外にも、ブルーギルやブラックバスなどの外来魚は一匹もいませんでした。

この漁の模様や、漁師さんの暮らし、琵琶湖の漁業についての話しなど、10月27日(土)の近江学研究所の公開講座で私がコーディネートして紹介します。自然と共にゆっくり暮らす一つの暮らしのかたちをじっくりと紹介できればと思っています。地域実践領域の学生たちにもしっかりと聞いてほしいと思っています。

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