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ミノリブ+地域実践領域プロジェクト②(茶摘み)

ミノリブ+地域実践領域プロジェクト②(茶摘み)

第2弾は「茶摘み」東近江市奥永源寺の政所にて手摘みでの茶摘み体験をしました。この地域は古くから続く昔ながら方法を今日も持続しながら本来の日本の煎茶を丁寧につくっています。昨年の近江学公開講座で講演いただいたことを切っ掛けに茶摘み体験をさせていただくことになりました。

実は一週前の5月12日に茶摘みを予定していましたが当日は大雨が降り延期なりました。田植えと日程が被ってしまい本学からは2名の参加となりました。天気は快晴で気持ちよく、爽やかな風が吹く中での体験になりました。

数年前から取り組んでおられる滋賀県立大学の「茶レンジャー」の茶畑のお手伝いになりました。急斜面に育つ茶樹は自然に育成していることからそれぞれ独特の形をしています。手摘みでしか摘むことができないことがよくわかります。

一番上の葉から5枚程度を一気に積む「総摘み」の方法で素早く丁寧に積んでいかれます。「摘む葉を見つける→間違えない様に丁寧に葉の茎を折る」この動作をやっている間に他の人の籠にはどんどん摘まれていきます。
足元はススキと落ち葉がたくさん敷かれ雑草が抜かれています。茶摘みのこの日為に1年間お茶と共に暮して来られたことがよくわかります。
この他、政所茶縁の会、大手飲料水メーカーの方々もご縁で茶摘みをされていました。琵琶湖の最上流であることからこの地域の方々は代々、この環境を維持し自然と向き合いながら今日まで暮しを育まれて来ました。
琵琶湖のことを考えると「水源」「山」「里」から考えないといけないことに気付きます。我々の暮しは大きな自然の流れの中にあることを忘れるわけにはいかないのです。
レポート:地域実践領域准教授 石川亮
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